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令和5年度丙種化学液石法令の試験問題(過去問)12問目から~を載せて行こうと思います。
もうすぐ合格発表ですね!頑張っていきましょ!
問12 次のイ、ロ、ハのうち、この事業者に適用される技術上の基準に適合しているものはどれか。
イ. 製造設備を設置する場所は、製造設備の液化石油ガスが通る部分の外面からその製造設備以外の火気を取り扱う施設に対して15メートルの距離の位置とした。
ロ. 貯槽の基礎は不動沈下等により有害なひずみが生じないようなものとしたので、貯槽の支柱は同一基礎に緊結しなかった。
ハ. 製造設備に設けたバルブには、作業員がそのバルブを適切に操作することができる措置を講じ、かつ、そのバルブを開閉する操作ボタン等にも同様の措置を講じた。
⑴イ ⑵イ、ロ ⑶イ、ハ ⑷ロ、ハ ⑸イ、ロ、ハ
問13次のイ、ロ、ハのうち、この事業者に適用される技術上の基準に適合しているものはどれか。
イ. 液化石油ガスの圧縮機の安全弁に付帯して設けた止め弁は、修理又は清掃のため特に必要な場合を除き、常に全開にしておかなければならないが、液化石油ガスのポンプの逃し弁に付帯して設けた止め弁にはその定めはない。
ロ. 液化石油ガスの貯槽に液化石油ガスを充填するときは、液化石油ガスの容量がその貯槽の常用の温度においてその内容積の90パーセントを超えて充填してはならない。
ハ. 液化石油ガスの製造は、製造設備の使用開始時及び使用終了時にその製造設備の属する製造施設の異常の有無を点検するほか、 1日に 1回以上製造設備の態様に応じ頻繁に製造設備の作動状況を点検し、異常のあるときは、その設備の補修その他の危険を防止する措置を講じて行わなければならない。
⑴ハ ⑵イ、ロ ⑶イ、ハ ⑷ロ、ハ ⑸イ、ロ、ハ
問14次のイ、ロ、ハのうち、この事業者に適用される技術上の基準に適合しているものはどれか。
ィ.ガス設傭の修理をするときは、あらかじめ、その修理の作業計画及びその作業の責任者を定め、修理はその作業計画に従い、かつ、その資任者の監視の下に行 うこと又は異常があったときに直ちにその旨をその責任者に通報するための措置を講じて行 うことと 定められている 。
ロ. 車両に固定した容器から貯槽への液化石油ガスの受け入れを終了し、その接続配管を取 り外すときは、それらの配管内の液化石油ガス危害の生じるおそれがないように少量ずつ放出した後に取り外さなければならない。
ハ. 容器の内容積が 4000リットル以上のタンクローリーから、液化石油ガスの貯槽に液化石油ガスを受け入れる場合は、車止めを設けること等により、そのタンクローリーを固定しなければならない。
⑴ハ ⑵イ、ロ ⑶イ、ハ ⑷ロ、ハ ⑸イ、ロ、ハ
問15 次のイ、口、ハの記述のうち、この事業所の容器置場に適用される技術上の基準について正しいものはどれか。
ィ.容器置場に直射日光を遮るための措置を講じる場合、その措置は、液化石油ガスが漏えいし、爆発したときに発生する爆風が上方向に解放されることを妨げないものでなければならない。
ロ.容器置場の外面から第一種保安物件に対して有すべき距離は、この容器置場に置くことができる容器内の液化石油ガスの質量ではなく、容器置場の面積に応じて算出される。
ハ.容器置場には、適切な消火設備を設け、かつ、液化石油ガスが漏えいしたときに周囲に流出することのない密閉構造としなければならない。
⑴イ ⑵イ、ロ ⑶イ、ハ ⑷ロ、ハ ⑸イ、ロ、ハ
問16 次のイ、口、ハの記述のうち、この事業所の容器置場並びに充填容器及ぴ残ガス容器に適用される技術上の基準について正しいものはどれか。
ィ.充填容器及び残ガス容器は、それぞれに区分して容器置場に置かなければならない。
ロ.容器と火気又は引火性若しくは発火性の物の間を有効に遮る措置を講じていない場合は、容器置場の周囲 2メートル以内においては、火気の使用を禁じ、かつ、引火性若しくは発火性の物を置いてはならない。
ハ.充填容器及び残ガス容器(それぞれ内容積が 5リットルを超えるもの)には、転落、転倒等による衝撃及びバルプの損傷を防止する措置を講じ、かつ、粗暴な取扱いをしてはならない。
⑴イ ⑵イ、ロ ⑶イ、ハ ⑷ロ、ハ ⑸イ、ロ、ハ
問 17から問 20までの問題は、次の例による事業所に関するものである。
[例] 製造設備が液化石油ガススタンドである製造施設のみを有する事業所であって、コンビナート地域外にあるもの
この事業者は認定完成検査実施者及び認定保安検査実施者ではない。
事業所全体の処理能力 : 100,000立方メートル毎日
貯槽の貯蔵能力 液化石油ガス : 20トン 2基(地盤面上に設置されたもの 1基、
地盤面下に埋設されたもの 1基)
ポンプ : 2基(地盤面上に設置されたもの 1基、地盤面下に埋設された貯槽に内装されたもの 1基)圧縮機 : l基 デイスペンサー :2基
[例] 製造設備が液化石油ガススタンドである製造施設のみを有する事業所であって、コンビナート地域外にあるもの
この事業者は認定完成検査実施者及び認定保安検査実施者ではない。
事業所全体の処理能力 : 100,000立方メートル毎日
貯槽の貯蔵能力 液化石油ガス : 20トン 2基(地盤面上に設置されたもの 1基、
地盤面下に埋設されたもの 1基)
ポンプ : 2基(地盤面上に設置されたもの 1基、地盤面下に埋設された貯槽に内装されたもの 1基)圧縮機 : l基 デイスペンサー :2基
問17 次のイ、口、ハの記述のうち、この事業所に適用される技術上の基準について正しいものはどれか。
ィ.貯槽に設ける液面計は、丸形ガラス管液面計以外のものとしなければならない。
ロ.貯槽には、その貯槽内の圧力が許容圧力の 1.5倍の圧力を超えた場合に直ちにその圧 力を許容圧力以下に戻すことができる安全装置を設けなければならない。
ハ.地盤面上に設置された貯槽及び地盤面下に埋設された貯槽のいずれにも、液化石油ガスの貯槽であることが容易に識別することができるような措置を講じなければならない。
⑴イ ⑵イ、ロ ⑶イ、ハ ⑷ロ、ハ ⑸イ、ロ、ハ
問18 次のイ、口、ハの記述のうち、この事業所に適用される技術上の基準について正しいものはどれか。
ィ. これらの貯槽はその内容積が 5000リットル以上であるが、その貯槽に取り付けた配管(貯槽と配管との接続部を含む。)に、液化石油ガスが漏えいしたときに安全に、かつ、速やかに遮断するための措置を講じるべき定めがあるのは、液状の液化石油ガスを送り出し、又は受け入れるために用いられる配管に限られる。
ロ. 貯蔵設備及び処理設備の外面から第一種保安物件に対して有すべき第一種設備距離及び第二種保安物件に対して有すべき第二種設備距離は、貯蔵設備の貯蔵能力から算出される。
ハ. 製造設備のうち貯槽以外のガス設備に使用する材料は、液化石油ガスの性状、温度、圧力等に応じ、その設備の材料に及ぽす化学的影響及び物理的影響に対して、安全な化学的成分及び機械的性質を有するべき定めはない。
⑴ロ ⑵イ、ロ ⑶イ、ハ ⑷ロ、ハ ⑸イ、ロ、ハ
問19 次のイ、口、ハの記述のうち、この事業所に適用される技術上の基準について正しいものはどれか。
ィ.既存の地盤面下に埋設された液化石油ガス貯槽に隣接して貯蔵能力 10トンの液化石油ガス貯槽 1基を新たに地盤面下に埋設する場合、既存の地盤面下に埋設された貯槽との相互間は、貯槽の直径に応じた距離を有しなければならないと定められている。
ロ.高圧ガス設備である配管の取り替え工事後の完成検査における気密試験の圧力は、常用の圧カ以上でなければならない。
ハ.処理設備である圧縮機に設けた安全弁には、周囲に着火源等のない適切な位置に開口部がある放出管を設けなければならない。
⑴イ ⑵イ、ロ ⑶イ、ハ ⑷ロ、ハ ⑸イ、ロ、ハ
問20 次のイ、口、ハの記述のうち、この事業者について正しいものはどれか。
ィ.ディスペンサーに充填終了時に液化石油ガスを停止する装置を設け、かつ、充填ホースからの漏えいを防止するための措置を講じた場合は、そのデイスペンサーの本体の外面から公道の道路境界線に対して有すべき距離を減じることができる。
ロ.車両に固定した容器に液化石油ガスを充填した後に液化石油ガスが漏えいし、 又は爆発しないような措置として、その容器とデイスペンサーとの接続部分を外してから車両を発車させなければならない。
ハ.所定の製造保安責任者免状の交付を受け、かつ、液化石油ガスの製造に関し6か月以上の経験を有する者にその製造に係る保安について監督させれば、この事業所に保安統括者を選任しなくてもよい。
⑴イ ⑵ロ ⑶イ、ロ ⑷ロ、ハ ⑸イ、ロ、ハ
令和5年度丙種化学液石の法令問題12問目から20問目まで載せました。参考にして頂けると嬉しいです。次回は保安管理技術を載せていこうと思います!
ではまた!
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